2010年12月4日土曜日

詩篇 50篇

詩篇 50篇

アサフの賛歌

1 神の神、主は語り、地を呼び寄せられた。日の上る所から沈む所まで。

2 麗しさの窮み、シオンから、神は光を放たれた。

3 われらの神は来て、黙ってはおられない。御前には食い尽くす火があり、その回りには激しいあらしがある。

4 神はご自分の民をさばくため、上なる天と、地とを呼び寄せられる。

5 「わたしの聖徒たちをわたしのところに集めよ。いけにえにより、わたしの契約を結んだ者たちを。」

6 天は神の義を告げ知らせる。まことに神こそは審判者である。セラ

7 「聞け。わが民よ。わたしは語ろう。イスラエルよ。わたしはあなたを戒めよう。わたしは神、あなたの神である。

8 いけにえのことで、あなたを責めるのではない。あなたの全焼のいけにえは、いつも、わたしの前にある。

9 わたしは、あなたの家から、若い雄牛を取り上げはしない。あなたの囲いから、雄やぎをも。

10 森のすべての獣は、わたしのもの、千の丘の家畜らも。

11 わたしは、山の鳥も残らず知っている。野に群がるものもわたしのものだ。

12 わたしはたとい飢えても、あなたに告げない。世界とそれに満ちるものはわたしのものだから。

13 わたしが雄牛の肉を食べ、雄やぎの血を飲むだろうか。

14 感謝のいけにえを神にささげよ。あなたの誓いをいと高き方に果たせ。

15 苦難の日にはわたしを呼び求めよ。わたしはあなたを助け出そう。あなたはわたしをあがめよう。」

16 しかし、悪者に対して神は言われる。「何事か。おまえがわたしのおきてを語り、わたしの契約を口にのせるとは。

17 おまえは戒めを憎み、わたしのことばを自分のうしろに投げ捨てた。

18 おまえは盗人に会うと、これとくみし、姦通する者と親しくする。

19 おまえの口は悪を放ち、おまえの舌は欺きを仕組んでいる。

20 おまえは座して、おのれの兄弟の悪口を言い、おのれの母の子をそしる。

21 こういうことをおまえはしてきたが、わたしは黙っていた。わたしがおまえと等しい者だとおまえは、思っていたのだ。わたしはおまえを責める。おまえの目の前でこれを並べ立てる。

22 神を忘れる者よ。さあ、このことをよくわきまえよ。さもないと、わたしはおまえを引き裂き、救い出す者もいなくなろう。

23 感謝のいけにえをささげる人は、わたしをあがめよう。その道を正しくする人に、わたしは神の救いを見せよう。」

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

Sponserd links