2010年12月4日土曜日

詩篇 64篇

詩篇 64篇

指揮者のために。ダビデの賛歌

1 神よ。私の嘆くとき、その声を聞いてください。恐るべき敵から、私のいのちを守ってください。

2 悪を行う者どものはかりごとから、不法を行う者らの騒ぎから、私をかくまってください。

3 彼らは、その舌を剣のように、とぎすまし、苦いことばの矢を放っています。

4 全き人に向けて、隠れた所から射掛け、不意に射て恐れません。

5 彼らは悪事に凝っています。語り合ってひそかにわなをかけ、「だれに、見破ることができよう」と言っています。

6 彼らは不正をたくらみ、「たくらんだ策略がうまくいった」と言っています。人の内側のものと心とは、深いものです。

7 しかし神は、矢を彼らに射掛けられるので、彼らは、不意に傷つきましょう。

8 彼らは、おのれの舌を、みずからのつまずきとしたのです。彼らを見る者はみな、頭を振ってあざけります。

9 こうして、すべての人は恐れ、神のみわざを告げ知らせ、そのなさったことを悟ります。

10 正しい者は主にあって喜び、主に身を避けます。心の直ぐな人はみな、誇ることができましょう。

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