2010年12月4日土曜日

詩篇 19篇

詩篇 19篇

指揮者のために、ダビデの賛歌

1 天は神の栄光を語り告げ、大空は御手のわざを告げ知らせる。

2 昼は昼へ、話を伝え、夜は夜へ、知識を示す。

3 話もなく、ことばもなく、その声も聞かれない。

4 しかし、その呼び声は全地に響き渡り、そのことばは、地の果てまで届いた。神はそこに、太陽のために、幕屋を設けられた。

5 太陽は、部屋から出て来る花婿のようだ。勇士のように、その走路を喜び走る。

6 その上るのは、天の果てから、行き巡るのは、天の果て果てまで。その熱を、免れるものは何もない。

7 主のみおしえは完全で、たましいを生き返らせ、主のあかしは確かで、わきまえのない者を賢くする。

8 主の戒めは正しくて、人の心を喜ばせ、主の仰せはきよくて、人の目を明るくする。

9 主への恐れはきよく、とこしえまでも変わらない。主のさばきはまことであり、ことごとく正しい。

10 それらは、金よりも、多くの純金よりも好ましい。蜜よりも、蜜蜂の巣のしたたりよりも甘い。

11 また、それによって、あなたのしもべは戒めを受ける。それを守れば、報いは大きい。

12 だれが自分の数々のあやまちを悟ることができましょう。どうか、隠れている私の罪をお赦しください。

13 あなたのしもべを、傲慢の罪から守ってください。それらが私を支配しませんように。そうすれば、私は全き者となり、大きな罪を、免れて、きよくなるでしょう。

14 私の口のことばと、私の心の思いとが御前に、受け入れられますように。わが岩、わが贖い主、主よ。

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