2010年12月4日土曜日

詩篇 71篇

詩篇 71篇


1 主よ。私はあなたに身を避けています。私が決して恥を見ないようにしてください。

2 あなたの義によって、私を救い出し、私を助け出してください。あなたの耳を私に傾け、私をお救いください。

3 私の住まいの岩となり、強いとりでとなって、わたしを救ってください。あなたこそ私の巌、私のとりでです。

4 わが神よ。私を悪者の手から助け出してください。不正をする者や残虐な者の手からも。

5 神なる主よ。あなたは、私の若いころからの私の望み、私の信頼の的です。

6 私は生まれたときから、あなたにいだかれています。あなたは私を母の胎から取り上げた方。私はいつもあなたを賛美しています。

7 私は多くの人にとっては奇蹟と思われました。あなたが、私の力強い避け所だからです。

8 私の口には一日中、あなたの賛美と、あなたの光栄が満ちています。

9 年老いた時も、私を見放さないでください。私の力の衰え果てたとき、私を見捨てないでください。

10 私の敵が私のことを話し合い、私のいのちをつけねらう者どもが共にたくらんでいるからです。

11 彼らはこう言っています。「神は彼を見捨てたのだ。追いかけて、彼を捕らえよ。救い出す者はいないから。」

12 神よ。私から遠く離れないでください。わが神よ。急いで私を助けてください。

13 私をなじる者どもが恥を見、消えうせますように。私を痛めつけようとする者どもが、そしりと侮辱で、おおわれますように。

14 しかし、私自身は絶えずあなたを待ち望み、いよいよ切に、あなたを賛美しましょう。

15 私の口は一日中、あなたの義と、あなたの救いを語り告げましょう。私は、その全部を知ってはおりませんが。

16 神なる主よ。私は、あなたの大能のわざを携えて行き、あなたの義を、ただあなただけを心に留めましょう。

17 神よ。あなたは、私の若いころから、私を教えてくださいました。私は今もなお、あなたの奇しいわざを告げ知らせています。

18 年老いて、しらがになっていても、神よ、私を捨てないでください。私はなおも、あなたの力を次の世代に、あなたの大能のわざを、後に来るすべての者につげ知らせます。

19 神よ。あなたの義は天にまで届きます。あなたは大いなることをなさいました。神よ。だれが、あなたと比べられましょうか。

20 あなたは私を多くの苦しみと悩みとに、会わせなさいましたが、私を再び生き返らせ、地の深みから、再び私を引き上げてくださいます。

21 あなたが私の偉大さを増し、ふり向いて私を慰めてくださいますように。

22 私もまた、六弦の立琴をもって、あなたをほめたたえます。わが神よ。あなたのまことを。イスラエルの聖なる方よ。私は立琴をもって、あなたにほめ歌を歌います。

23 私があなたにほめ歌を歌うとき、私のくちびるは、高らかに歌います。また、あなたが贖い出された私のたましいも。

24 私の舌もまた、一日中、あなたの義を言い表しましょう。それは彼らが恥を見、私を痛めつけようとする者どもがはずかしめを受けるからです。

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