2010年12月4日土曜日

詩篇 56篇

詩篇 56篇

指揮者のために。「遠くの人の、もの言わぬ鳩」の調べに合わせて。ダビデのミクタム。ペリシテ人がダビデを捕らえたときに

1 神よ。私をあわれんでください。人が私を踏みつけ、一日中、戦って、私をしいたげます。

2 私の敵は、一日中、私を踏みつけています。誇らしげに私に戦いをいどんでいる者が、多くいます。

3 恐れのある日に、私は、あなたに信頼します。

4 神にあって、私はみことばを、ほめたたえます。私は神に信頼し、何も恐れません。肉なる者が、私に何をなしえましょう。

5 一日中、彼らは私のことばを痛めつけています。彼らの思い計ることはみな、私にわざわいを加えることです。

6 彼らは襲い、彼らは待ち伏せ、私のあとをつけています。私のいのちをねらっているように。

7 神よ。彼らの不法のゆえに、彼らを投げつけてください。御怒りをもって、国々の民を打ち倒してください。

8 あなたは、私のさすらいをしるしておられます。どうか私の涙を、あなたの皮袋にたくわえてください。それはあなたの書には、ないのでしょうか。

9 それで、私が呼ばわる日に、私の敵は退きます。神が私の味方であることを私は知っています。

10 神にあっては、私はみことばをほめたたえます。主にあって、私はみことばをほめたたえます。

11 私は、神に信頼しています。それゆえ、恐れません。人が、私に何をなしえましょう。

12 神よ。あなたへの誓いは、私の上にあります。私は、感謝のいけにえを、あなたにささげます。

13 あなたは、私のいのちを死から、まことに私の足をつまづきから、救い出してくださいました。それは、私が、いのちの光のうちに、神の御前を歩むためでした。

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