2010年12月6日月曜日

詩篇 137篇

詩篇 137篇


1 バビロンの川のほとり、そこで、私たちはすわり、シオンを思い出して泣いた。

2 その柳の木々に私たちは立琴を掛けた。

3 それは、私たちを捕らえ移した者たちが、そこで、私たちに歌を求め、私たちを苦しめる者たちが、興を求めて、「シオンの歌を一つ歌え」と言ったからだ。

4 私たちがどうして、異国の地にあって主の歌を歌えようか。

5 エルサレムよ。もしも、私がおまえを忘れたら、私の右手がその巧みさを忘れるように。

6 もしも、私がおまえを思い出さず、私がエルサレムを最上の喜びにもまさってたたえないなら、私の舌が上あごについてしまうように。

7 主よ。エルサレムの日に、「破壊せよ、破壊せよ、その基までも」と言ったエドムの子らを思い出してください。

8 バビロンの娘よ。荒れ果てた者よ。おまえの私に対する仕打ちを、おまえに仕返しする人は、なんと幸いなことよ。

9 おまえの子どもたちを捕らえ、岩に打ちつける人は、なんと幸いなことよ。

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