2010年12月6日月曜日

箴言 16章

箴言 16章


1 人は心に計画を持つ。主はその舌に答えを下さる。

2 人は自分の行いがことごとく純粋だと思う。しかし主は人のたましいの値うちをはかられる。

3 あなたのしようとすることを主にゆだねよ。そうすれば、あなたの計画はゆるがない。

4 主はすべてのものを、ご自分の目的のために造り、悪者さえもわざわいの日のために造られた。

5 主はすべて心のおごる者を忌みきらわれる。確かに、この者は罰を免れない。

6 恵みとまことによって、咎は贖われる。主を恐れることによって、人は悪を離れる。

7 主は、人の行いを喜ぶとき、その人の敵をも、その人と和らがせる。

8 正義によって得たわずかなものは、不正によって得た多くの収穫にまさる。

9 人は心に自分の道を思い巡らす。しかし、その人の歩みを確かなものにするのは主である。

10 王のくちびるには神の宣告がある。さばくとき、その口に不実があってはならない。

11 正しいてんびんとはかりとは、主のもの。袋の中の重り石もみな、主が造られたもの。

12 悪を行うことは王たちの忌みきらうこと。王座は義によって堅く立つからだ。

13 正しいことばは王たちの喜び。まっすぐに語る者は愛される。

14 王の憤りは死の使者である。しかし知恵のある人はそれをなだめる。

15 王の顔の光にはいのちがある。彼のいつくしみは後の雨をもたらす雲のようだ。

16 知恵を得ることは、黄金を得るよりもはるかにまさる。悟りを得ることは銀を得るよりも望ましい。

17 直ぐな者の大路は悪から離れている。自分のいのちを守る者は自分の道を監視する。

18 高ぶりは破滅に先立ち、心の高慢は倒れに先立つ。

19 へりくだって貧しい者とともにいるのは、高ぶる者とともにいて、分捕り物を分けるのにまさる。

20 みことばに心を留める者は幸いを見つける。主に寄り頼む者は幸いである。

21 心に知恵のある者は悟りのある者ととなえられ、その快いことばは理解を増し加える。

22 思慮を持つ者にはいのちが泉となり、愚か者には愚かさが懲らしめとなる。

23 知恵のある者の心はその口をさとし、そのことばに理解を増し加える。

24 親切なことばは蜂蜜、たましいに甘く、骨を健やかにする。

25 人の目にはまっすぐに見える道がある。その道の終わりは死の道である。

26 働く者は食欲のために働く。その口が彼を駆り立てるからだ。

27 よこしまな者は悪をたくらむ。その言うことは焼き尽くす火のようだ。

28 ねじれ者は争いを巻き起こし、陰口をたたく者は親しい友を離れさせる。

29 暴虐の者は自分の隣人を惑わし、良くない道へ導く。

30 目くばせする者はねじれごとをたくらみ、くちびるをすぼめている者は悪を成し遂げた者だ。

31 しらがは光栄の冠、それは正義の道に見いだされる。

32 怒りをおそくする者は勇士にまさり、自分の心を治める者は町を攻め取る者にまさる。

33 くじは、ひざに投げられるが、そのすべての決定は、主から来る。

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