2010年12月6日月曜日

箴言 20章

箴言 20章


1 ぶどう酒は、あざける者。強い酒は、騒ぐ者。これに惑わされる者は、みな知恵がない。

2 王の恐ろしさは若い獅子がうなるようだ。彼を怒らせる者は自分のいのちを失う。

3 争いを避けることは人の誉れ、愚かな者はみな争いを引き起こす。

4 なまけ者は冬に耕さない。それゆえ、刈り入れ時に求めても、何もない。

5 人の心にあるはかりごとは深い水、英知のある人はこれを汲み出す。

6 多くの人は自分の親切を吹聴する。しかし、だれが忠実な人を見つけえよう。

7 正しい人が潔白な生活をするときに、彼の子孫はなんと幸いなことだろう。

8 さばきの座に着く王は、自分の目ですべての悪をふるい分ける。

9 だれが、「私は自分の心をきよめた。私は罪からきよめられた」と言うことができよう。

10 異なる二種類のおもり、異なる二種類の枡、そのどちらも主に忌みきらわれる。

11 幼子でさえ、何かするとき、その行いが純粋なのかどうか、正しいのかどうかを明らかにする。

12 聞く耳と、見る目とは、二つとも主が造られたもの。

13 眠りを愛してはいけない。さもないと貧しくなる。目を開け。そうすればパンに飽き足りる。

14 買う者は「悪い、悪い」と言うが、買ってしまえば、それを自慢する。

15 金があり、多くの真珠があっても、知識のくちびるが宝の器。

16 他国人の保証人となるときは、その者の着物を取れ。見知らぬ女のためにも、着物を抵当に取れ。

17 だまし取ったパンはうまい。しかし、後にはその口はじゃりでいっぱいになる。

18 相談して計画を整え、すぐれた指揮のもとに戦いを交えよ。

19 歩き回って人を中傷する者は秘密を漏らす。くちびるを開く者とは交わるな。

20 自分の父や母をのろう者、そのともしびは、やみが近づくと消える。

21 初めに急に得た相続財産は、終わりには祝福されない。

22 「悪に報いてやろう」と言ってはならない。主を待ち望め。主があなたを救われる。

23 異なる二種類のおもりは主に忌みきらわれる。欺きのはかりはよくない。

24 人の歩みは主によって定められる。人間はどうして自分の道を理解できようか。

25 軽々しく、聖なるささげ物をすると言い、誓願を立てて後に、それを考え直す者は、わなにかかっている人だ。

26 知恵のある王は悪者どもをふるいにかけ、彼らの上で車輪を引き回す。

27 人間の息は主のともしび、腹の底まで探り出す。

28 恵みとまこととは王を守る。彼は恵みによって王位をささえる。

29 若い男の光栄は彼らの力。年寄りの飾りはそのしらが。

30 打って傷つけるのは悪を洗い落とすため。腹の底まで打ちたたけ。

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