2010年12月6日月曜日

箴言 14章

箴言 14章


1 知恵のある女は自分の家を建て、愚かな女は自分の手でこれを壊す。

2 まっすぐに歩む者は、主を恐れ、曲がって歩む者は、主をさげすむ。

3 愚か者の口には誇りの若枝がある。知恵のある者のくちびるは身を守る。

4 牛がいなければ飼葉おけはきれいだ。しかし牛の地からによって収穫は多くなる。

5 真実な証人はまやかしを言わない。偽りの証人はまやかしを吹聴する。

6 あざける者は知恵を捜しても得られない。しかし悟りのある者はたやすく知識を得る。

7 愚かな者の前を離れ去れ。知識のことばはそこにはない。

8 利口な者は自分の知恵で自分の道をわきまえ、愚かな者は自分の愚かさで自分を欺く。

9 罪過のためのいけにえは愚か者をあざけり、正しい者の間には恩恵がある。

10 心がその人自身の苦しみを知っている。その喜びにもほかの者はあずからない。

11 悪者の家は滅ぼされ、正しい者の天幕は栄える。

12 人の目にはまっすぐに見える道がある。その道の終わりは死の道である。

13 笑うときにも心は痛み、終わりには喜びが悲しみとなる。

14 心の堕落している者は自分の道に甘んじる。善良な人は彼から離れる。

15 わきまえのない者は何でも言われたことを信じ、利口な者は自分の歩みをわきまえる。

16 知恵のある者は用心深くて悪を避け、愚かな者は怒りやすくて自信が強い。

17 短気な者は愚かなことをする。悪をたくらむ者は憎まれる。

18 わきまえのない者は愚かさを受け継ぎ、利口な者は知識の冠をかぶる。

19 悪人はよい人の前で、悪者は正しい人の門のところで身をかがめる。

20 貧しい者はその隣人にさえ憎まれるが、富む者を愛する人は多い。

21 自分の隣人をさげすむ人は罪人。貧しい者をあわれむ人は幸いだ。

22 悪をたくらむ者は迷い出るではないか。善を計る者には恵みとまことがある。

23 すべての勤労には利益がある。おしゃべりは欠損を招くだけだ。

24 知恵のある者の冠はその知恵。愚かな者のかぶり物はその愚かさ。

25 誠実な証人は人のいのちを救い出す。欺く者はまやかしを吹聴する。

26 力強い信頼は主を恐れることにあり、子たちの避け所となる。

27 主を恐れることはいのちの泉、死のわなからのがれさせる。

28 民の多いことは王の栄え。民がなくなれば君主は滅びる。

29 怒りをおそくする者は英知を増し、気の短い者は愚かさを増す。

30 穏やかな心は、からだのいのち、激しい思いは骨をむしばむ。

31 寄るべのない者をしいたげる者は自分の造り主をそしり、

32 悪者は自分の悪によって打ち倒され、正しい者は、自分の死の中にものがれ場がある。

33 知恵は悟りのある者のこころにいこう。愚かな者の間でもそれは知られている。

34 正義は国を高め、罪は国民をはずかしめる。

35 思慮深いしもべは王の好意を受け、恥知らずの者は王の激しい怒りに会う。

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