2010年12月5日日曜日

詩篇 90篇

詩篇 90篇

神の人モーセの祈り

1 主よ。あなたは代々にわたって私たちの住まいです。

2 山々が生まれる前から、あなたが地と世界とを生み出す前から、まことに、とこしえからとこしえまであなたは神です。

3 あなたは人をちりに帰らせて言われます。「人の子らよ、帰れ。」

4 まことに、あなたの目には、千年も、きのうのように過ぎ去り、夜回りのひとときのようです。

5 あなたが人を押し流すと、彼らは、眠りにおちます。朝、彼らは移ろう草のようです。

6 朝は、花を咲かせているが、また移ろい、夕べには、しおれて枯れます。

7 まことに、私たちはあなたの御怒りによって消えうせ、あなたの激しい憤りにおじ惑います。

8 あなたは私たちの不義を御前に、私たちの秘めごとを御顔の光の中に置かれます。

9 まことに、私たちのすべての日はあなたの激しい怒りの中に沈み行き、私たちは自分の齢をひと息のように終わらせます。

10 私たちの齢は七十年。健やかであっても八十年。しかも、その誇りとするところは労苦とわざわいです。それは早く過ぎ去り、私たちも飛び去るのです。

11 だれが御怒りの力を知っているでしょう。だれがあなたの激しい怒りを知っているでしょう。その恐れにふさわしく。

12 それゆえ、私たちに自分の日を正しく数えることを教えてください。そうして私たちに知恵の心を得させてください。

13 帰って来てください。主よ。いつまでこのようなのですか。あなたのしもべらを、あわれんでください。

14 どうか、朝には、あなたの恵みで私たちを満ち足らせ、私たちのすべての日に、喜び歌い、楽しむようにしてください。

15 あなたが私たちを悩まされた日々と、私たちがわざわいに会った年々に応じて、私たちを楽しませてください。

16 あなたのみわざをあなたのしもべらに、あなたの威光を彼らの子らに見せてください。

17 私たちの神、主のご慈愛が私たちの上にありますように。そして、私たちの手のわざを確かなものにしてください。どうか、私たちの手のわざを確かなものにしてください。

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