2010年12月7日火曜日

雅歌 7章

雅歌 7章


1 高貴な人の娘よ。サンダルの中のあなたの足はなんと美しいことよ。あなたの丸みを帯びたももは、名人の手で作られた飾りのようだ。

2 あなたのほぞは、混ぜ合わせたぶどう酒の尽きることのない丸い杯。あなたの腹は、ゆりの花で囲まれた小麦の山。

3 あなたの二つの乳房は、ふたごのかもしか、二頭の子鹿。

4 あなたの首は、象牙のやぐらのようだ。あなたの目は、バテ・ラビムの門のほとり、ヘシュボンの池。あなたの鼻は、ダマスコのほうを見張っているレバノンのやぐらのようだ。

5 あなたの頭はカルメル山のようにそびえ、あなたの乱れた髪は紫色。王はそのふさふさした髪のとりこになった。

6 ああ、慰めに満ちた愛よ。あなたはなんと美しく、快いことよ。

7 あなたの背たけはなつめやしの木のよう、あなたの乳房はぶどうのふさのようだ。

8 私は言った。「なつめやしの木に登り、その枝をつかみたい。あなたの乳房はぶどうのふさのように、あなたの息はりんごのかおりのようであれ。

9 あなたのことばは、良いぶどう酒のようだ。私の愛に対して、なめらかに流れる。眠っている者のくちびるを流れる。」

10 私は、私の愛する方のもの。あの方は私を恋い慕う。

11 さあ、私の愛する方よ。野に出て行って、ヘンナ樹の花の中で夜を過ごしましょう。

12 私たちは朝早くからぶどう畑に行き、ぶどうの木が芽を出したか、花が咲いたか、ざくろの花が咲いたかどうかを見て、そこで私の愛をあなたにささげましょう。

13 恋なすびは、かおりを放ち、私たちの門のそばには、新しいのも、古いのも、すべて、最上の物があります。私の愛する方よ。これはあなたのためにたくわえたものです。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

Sponserd links