2010年12月10日金曜日

エレミヤ書 47章

エレミヤ書 47章


1 パロがまだガザを打たないうちに、ペリシテ人について、預言者エレミヤにあった主のことば。

2 主はこう仰せられる。「見よ。北から水が上って来て、あふれる流れとなり、地と、それに満ちるもの、町とその住民とにあふれかかる。人々は泣き叫び、地の住民はみな泣きわめく。

3 荒馬のひづめの音、戦車の響き、車輪の騒音のため、父たちは気力を失って、子らを顧みない。

4 すべてのペリシテ人を破滅させる日が来たからだ。その日には、ツロとシドンを、生き残って助ける者もみな、断ち滅ぼされる。主が、カフトルの島に残っているペリシテ人も破滅させるからだ。

5 ガザは頭をそられ、アシュケロンは滅びうせた。アナク人の残りの者よ。いつまで、あなたは身を傷つけるのか。」

6 「ああ。主の剣よ。いつまで、おまえは休まないのか。さやに納まり、静かに休め。」

7 どうして、おまえは休めよう。主が剣に命じられたのだ。アシュケロンとその海岸―そこに剣を向けられたのだ。

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