2010年12月19日日曜日

ローマ人への手紙 14章

ローマ人への手紙 14章


1 あなたがたは信仰の弱い人を受け入れなさい。その意見をさばいてはいけません。

2 何でも食べてよいと信じている人もいますが、弱い人は野菜よりほかには食べません。

3 食べる人は食べない人を侮ってはいけないし、食べない人も食べる人をさばいてはいけません。神がその人を受け入れてくださったからです。

4 あなたはいったいだれなので、他人のしもべをさばくのですか。しもべが立つのも倒れるのも、その主人の心次第です。このしもべは立つのです。なぜなら、主には、彼を立たせることができるからです。

5 ある日を、他の日に比べて、大事だと考える人もいますが、どの日も同じだと考える人もいます。それぞれ自分の心の中で確信を持ちなさい。

6 日を守る人は、主のために守っています。食べる人は、主のために食べています。なぜなら、神に感謝しているからです。食べない人も、主のために食べないのであって、神に感謝しているのです。

7 私たちの中でだれひとりとして、自分のために生きている者はなく、また自分のために死ぬ者もありません。

8 もし生きるなら、主のために生き、もし死ぬなら、主のために死ぬのです。ですから、生きるにしても、死ぬにしても、私たちは主のものです。

9 キリストは、死んだ人にとっても、生きている人にとっても、その主となるめに、死んで、また生きられたのです。

10 それなのに、なぜ、あなたは自分の兄弟を侮るのですか。私たちはみな、神のさばきの座に立つようになるのです。

11 次のように書かれているからです。「主は言われる。わたしは生きている。すべてのひざは、わたしの前にひざまずき、すべての舌は、神をほめたたえる。」

12 こういうわけですから、私たちは、おのおの自分のことを神の御前に申し開きすることになります。

13 ですから、私たちは、もはや互いにさばき合うことのないようにしましょう。いや、それ以上に、兄弟にとって妨げになるもの、つまずきになるものを置かないように決心しなさい。

14 主イエスにあって、私が知り、また確信していることは、それ自体で汚れているものは何一つないということです。ただ、これは汚れていると認める人にとっては、それは汚れたものなのです。

15 もし、食べ物のことで、あなたの兄弟が心を痛めているなら、あなたはもはや愛によって行動しているのではありません。キリストが代わりに死んでくださったほどの人を、あなたの食べ物のことで、滅ぼさないでください。

16 ですから、あなたがたが良いとしている事がらによって、そしられないようにしなさい。

17 なぜなら、神の国は飲み食いのことではなく、義と平和と聖霊による喜びだからです。

18 このようにキリストに仕える人は、神に喜ばれ、また人々にも認められるのです。

19 そういうわけですから、私たちは、平和に役立つことと、お互いの霊的成長に役立つこととを追い求めましょう。

20 食べ物のことで神のみわざを破壊してはいけません。すべての物はきよいのです。しかし、それを食べて人につまづきを与えるような人の場合は、悪いのです。

21 肉を食べず、ぶどう酒を飲まず、そのほか兄弟のつまづきになることをしないのは良いことなのです。

22 あなたの持っている信仰は、神の御前でそれを自分の信仰として保ちなさい。自分が、良いと認めていることによって、さばかれない人は幸福です。

23 しかし、疑いを感じる人が食べるなら、罪に定められます。なぜなら、それが信仰から出ていないからです。信仰から出ていないことは、みな罪です。

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