2010年12月19日日曜日

エペソ人への手紙 6章

エペソ人への手紙 6章


1 子どもたちよ。主にあって両親に従いなさい。これは正しいことだからです。

2 「あなたの父と母を敬え。」これは第一の戒めであり、約束を伴ったものです。すなわち、

3 「そうしたら、あなたはしあわせになり、地上で長生きする」という約束です。

4 父たちよ。あなたがたも、子どもをおこらせてはいけません。かえって、主の教育と訓戒によって育てなさい。

5 奴隷たちよ。あなたがたは、キリストに従うように、恐れおののいて真心から地上の主人に従いなさい。

6 人のごきげんとりのような、うわべだけの仕え方でなく、キリストのしもべとして、心から神のみこころを行い、

7 人にではなく、主に仕えるように、善意をもって仕えなさい。

8 良いことを行えば、奴隷であっても自由人であっても、それぞれその報いを主からうけることをあなたがたは知っています。

9 主人たちよ。あなたがたも、奴隷に対して同じようにふるまいなさい。おどすことはやめなさい。あなたがたは、彼らとあなたがたとの主が天におられ、主は人を差別されることがないことを知っているのですから。

10 終わりに言います。主にあって、その大能の力によって強められなさい。

11 悪魔の策略に対して立ち向かうことができるために、神のすべての武具を身に着けなさい。

12 私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです。

13 ですから、邪悪な日に際して対抗できるように、また、いっさいを成し遂げて、堅く立つことができるように、神のすべての武具をとりなさい。

14 では、しっかりと立ちなさい。腰には真理の帯を締め、胸には正義の胸当てを着け、

15 足には平和の福音の備えをはきなさい。

16 これらすべてのものの上に、信仰の大盾を取りなさい。それによって、悪い者が放つ火矢を、みな消すことができます。

17 救いのかぶとをかぶり、また御霊の与える剣である、神のことばを受け取りなさい。

18 すべての祈りと願いを用いて、どんなときにも御霊によって祈りなさい。そのためには絶えず目をさましていて、すべての聖徒のために、忍耐の限りを尽くし、また祈りなさい。

19 また、私が口を開くとき、語るべきことばが与えられ、福音の奥義を大胆に知らせることができるように私のためにも祈ってください。

20 私は鎖につながれて、福音のための大使の役を果たしています。鎖につながれていても、語るべきことを大胆に語れるように、祈ってください。

21 あなたがたにも私の様子や、私が何をしているかなどを知っていただくために、主にあって愛する兄弟であり、忠実な奉仕者であるテキコが、一部始終を知らせるでしょう。

22 テキコをあなたがたのもとに遣わしたのは、ほかでもなく、あなたがたが私たちの様子を知り、また彼によって心に励ましを受けるためです。

23 どうか、父なる神と主イエス・キリストから、平安と信仰に伴う愛とが兄弟たちの上にありますように。

24 私たちの主イエス・キリストを朽ちぬ愛をもって愛するすべての人の上に、恵みがありますように。

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