2010年6月1日火曜日

レビ記 24章

レビ記 24章


1 ついで主はモーセに告げて仰せられた。

2 「あなたはイスラエル人に命じて、ともしびを絶えずともしておくために、燈火用の質の良い純粋なオリーブ油を持って来させよ。

3 アロンは会見の天幕の中、あかしの箱の垂れ幕の外側で、夕方から朝まで主の前に絶えず、そのともしびを整えておかなければならない。これは、あなたがたが代々守るべき永遠のおきてである。

4 彼は純金の燭台の上に、そのともしびを絶えず主の前に整えておかなければならない。

5 あなたは小麦粉を取り、それで輪型のパン十二個を焼く、一つの輪型のパンは十分のニエパである。

6 それを主の前の純金の机の上に、一並び六個ずつ、ニ並びに置く。

7 それぞれの並びに純粋な乳香を添え、主への火によるささげ物として、これをパンの記念の部分とする。

8 彼は安息日ごとに、絶えずこれを主の前に、整えておかなければならない。これはイスラエル人からのものであって永遠の契約である。

9 これはアロンとその子らのものとなり、彼らはこれを聖なる所で食べる。これは最も聖なるものであり、主への火によるささげ物のうちから、彼の受け取る永遠の分け前である。」

10 さて、イスラエルの女を母とし、エジプト人を父とする者が、イスラエル人のうちに出たが、このイスラエルの女の息子と、あるイスラエル人とが宿営の中で争った。

11 そのとき、イスラエルの女の息子が、御名を冒涜してのろったので、人々はこの者をモーセのところに連れて来た。その母の名はシェロミテで、ダンの部族のディブリの娘であった。

12 人々は主の命令をまって彼らにはっきりと示すため、この者を監禁しておいた。

13 そこで、主はモーセに告げて仰せられた。

14 「あの、のろった者を宿営の外に連れ出し、それを聞いた者をすべてその者の頭の上に手を置き、全会衆はその者に石を投げて殺せ。

15 あなたはイスラエル人に告げて言え。自分の神をのろう者はだれでも、その罪の罰を受ける。

16 主の御名を冒涜する者は必ず殺されなければならない。在留異国人でも、この国に生まれた者でも、御名を冒涜するなら、殺される。

17 かりそめにも人を打ち殺す者は、必ず殺される。

18 動物を打ち殺す者は、いのちにはいのちをもって償わなければならない。

19 もし人がその隣人に傷を負わせるなら、その人は自分がしたと同じようにされなければならない。

20 骨折には骨折。目には目。歯には歯。人に傷を負わせたように人は自分もそうされなければならない。

21 動物を打ち殺す者の償いをしなければならず、人を打ち殺す者は殺されなければならない。

22 あなたがたは、在留異国人にも、この国に生まれた者にも、一つのさばきをしなければならない。わたしはあなたがたの神、主である。」

23 モーセがこのようにイスラエル人に告げたので、彼らはのろった者を宿営の外に連れ出し、彼に石を投げて殺した。こうしてイスラエル人は、主がモーセに命じられたとおりに行った。

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